SAML連携アプリケーションの登録(IdP)

  1. はじめに[アプリケーションの管理]ページにてアプリケーションの登録を行います。
    登録の際、[アプリケーション表示名]欄にSalesforceとわかるような任意の表示名を入力し、[アプリケーションの種類]は[SAML]を選択します。
    登録方法の詳細は「アプリケーションの管理>アプリケーションの登録」を参照してください。
  2. 「アプリケーションの管理」のリストにて、作成したアプリケーション「Salesforce」を選択し、設定画面を開きます。
  3. EVECLOUD側の情報をSalesforceに設定するため、[Identity Provider] タブから「X.509証明書のダウンロード」と「メタデータ」をダウンロードします。必要に応じてメタデータの有効期限を設定してください。
  4. ダウンロードしたファイル名の末尾5桁の数字は、アプリケーションIDと同じになっています。(例:dds_70000.crt)

アプリケーションへの認証セット設定

アプリケーションへの認証セットはグループ単位で行います。
グループ管理から該当のグループを選択し、[グループの認証方法]タブにて対象のアプリケーションを選択し設定を行います。
設定方法の詳細は「アプリケーションの管理>アプリケーションへの認証セット設定」を参照してください。

Salesforce管理ページへのシングルサインオン設定

  1. Salesforceに管理者ユーザアカウントでログインし、設定のメニューから「ID > シングルサインオン設定」を開きます。
  2. 「SAMLを使用した統合シングルサインオン」の「SAMLを有効化」にチェックが入っていない場合は「編集」を選択します。
  3. 「SAML を有効化」にチェックを入れ、保存します。
  4. [メタデータファイルからの新規作成]を選択します。
  5. [ファイルの選択]ボタンをクリックします。EVECLOUD管理ツールで取得したXMLファイルを選択し、「作成」ボタンをクリックします。
  6. XMLファイルから設定が読み込まれ、画面が「SAML シングルサインオン構成」に切り替わります。
  7. 「名称」に任意の名称(EVECLOUD等)を入力します。
    「IDプロバイダの証明書」の[ファイルの選択]ボタンをクリックして、EVECLOUD管理ツールで取得した証明書ファイル(拡張子 .crt)を選択します。
  8. サービスプロバイダの起動要求バインドを「HTTPポスト」に変更します。
    シングルログアウトを有効にするチェックを外し、[保存]をクリックします。(※シングルログアウトは使用しません。)
  9. [メタデータのダウンロード]をクリックして、メタデータをダウンロードします。
  10. ページ最下部「エンドポイント>組織」にある「ログインURL」を控えておきます。SSO利用時のSalesforceへのログインではこのURLを利用します。
  11. 設定のメニューから「会社の設定 > 私のドメイン」を開き、「認証設定」までスクロールし 「編集」 ボタンをクリックします。
  12. 「認証サービス」の「EVECLOUD」にチェックを入れ「保存」をクリックします。

    これによりSalesforceのログイン画面に[次を使用してログイン EVECLOUD]ボタンが表示され、そのボタンをクリックするとEVECLOUDの認証画面に遷移するようになります。
    ※「ログインフォーム」のチェックを外すことで、Salesforceのログイン画面を表示させずにEVECLOUDの認証画面に遷移させることも可能です。

EVECLOUDへのシングルサインオン設定

  1. EVECLOUDの管理ツールに戻り「アプリケーションの管理」のリストから「Salesforce」を選択し、設定画面を開きます。
  2. [Service Provider] タブを開き、「サービスプロバイダーのメタデータをインポートする」にチェックを入ます。「ファイル選択」ボタンをクリックし、Salesforce側の設定ページでダウンロードしたメタデータファイルを選択し、アップロードします。

  3. [SSO設定] タブから、必要に応じてSSOに関する設定を行ってください。
    詳細は「アプリケーションの管理>共通の設定項目」を参照してください。

  4. すべての設定を終えたら[保存]ボタンをクリックして登録します。

EVECLOUDユーザーのSAML設定

  1. EVECLOUD管理ツールにて、「グループの管理」>「ユーザー管理」からSAMLログイン設定をさせたいユーザーを選択し、「ユーザー設定」画面を開きます。左メニューの[SAML]を選択し、SAMLアプリケーション一覧から登録済みのSAML「Salesforce」を選択します。
  2. 「SPNameの属性」によってダイアログの表示が異なります。
    必要に応じてSAMLログインユーザー情報にSalesforceのアカウント名を入力し、[決定]ボタンをクリックします。
    設定方法の詳細は「SAMLの登録>EVECLOUDユーザーのSAMLログイン設定」を参照してください。
  3. [保存]ボタンをクリックして登録を完了させます。

シングルサインオン(SAML認証)でログインする

シングルサインオン(SAML認証)を利用してのログインは以下の手順で行います。

  1. Salesforce管理ページで控えておいた「ログインで利用するURL」をブラウザのURL欄に入力しアクセスします。
  2. [次を使用してログイン EVECLOUD]をクリックします。EVECLOUDを利用したログインが可能となります。